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原状回復工事の費用感がわからない?相場と適正価格

2025.05.03

【相場解説】原状回復工事の費用はいくらが妥当?安かろう悪かろうを避けるために

原状回復工事の費用は、見積を比較しても「高い or 安い」の判断が難しいもの。本記事では、東京都内を中心とした原状回復工事の費用相場と、価格以上に大切な“選ぶ基準”について解説します。

原状回復工事の相場感がわからない理由

「クロス張替がこの金額って高すぎない?」「クリーニング費用が他社より1万円高い…」そんな声をよく耳にします。
実際、原状回復工事の相場は業者や仕様により大きく幅があり、内容を理解しないまま比較すると判断を誤ってしまうことがあります。

「一式」や「別途」表記で内訳が不明瞭

見積書に「クロス張替 一式」とだけ書かれていても、どれくらいの面積なのか、材料は何なのかが不明だと、相場と比較しようがありません。
明細化されていない見積は、価格が適正かどうかを判断する材料に欠けるため注意が必要です。

分離発注によるコストの積み上げ

クロス業者、清掃業者、水道業者を別々に手配している場合、それぞれに諸経費や管理料が上乗せされ、結果として総額が高くなるケースがあります。
一括対応可能な業者であれば、工程がスムーズになり、トータルコストを抑えやすくなります。

主要工事項目ごとの費用相場

東京都内の原状回復工事における、代表的な作業の相場目安は以下の通りです(2025年現在)。

  • クロス張替:1㎡あたり 1,000円〜1,200円
  • CF(クッションフロア):1㎡あたり 3,000円〜3,500円
  • ハウスクリーニング:1Rで 20,000円〜24,000円
  • 水栓交換:1箇所 35,000円前後(部材+施工費込み)

これらは「職人が直接施工し、材料の品質や作業の丁寧さを保った場合」の目安です。相場より極端に安い金額提示をされた場合は、仕上がりや保証体制に問題がないか慎重に見極める必要があります。

安いだけで選んではいけない3つの理由

1. 材料のグレードが極端に低いケース

「クロス張替が800円/㎡」という安価な見積を出す業者もありますが、実際には薄手で破れやすい在庫処分品を使っている例もあります。
初期費用は安くても、退去のたびに再施工が必要になれば、長期的にはコスト増に繋がります。

2. 手抜き工事による再修繕リスク

養生不足による塗料の飛散や、仕上がりムラ、クリーニングの未対応箇所など、表面上はキレイでも再施工を余儀なくされるケースも少なくありません。
こうした事例は、写真報告や施工後の報告書で確認するようにしましょう。

3. 入居者やオーナーからのクレームが発生しやすい

管理会社として最も避けたいのが、「工事が雑だ」と入居者・オーナーからの指摘が入ることです。
信頼を失う要因になるため、金額の安さよりも、仕上がりや対応品質を重視する判断が必要です。

信頼できる業者選びのポイント

適正価格で高品質な原状回復工事を依頼するためには、以下のような視点で業者を見極めることが重要です。

  • 見積書に「㎡数」「材料名」「単価」が明記されている
  • 退去立会から写真報告、工事、完了報告まで一貫対応
  • 完了後のトラブルにも柔軟に対応してくれる
  • 施工実績や管理会社からの紹介実績がある

価格だけでなく、「対応力」「報告精度」「再施工の少なさ」といった付加価値も考慮した上で判断することが、信頼構築と空室対策の両立につながります。

まとめ|費用の“適正さ”は総合力で判断を

原状回復工事は価格の安さだけで決めるものではありません。むしろ、トラブルや再施工による“見えないコスト”の方が大きな損失になりかねません。
丁寧な施工・明瞭な見積・迅速な対応をしてくれる業者こそが、結果的にコストを抑え、信頼を築けるパートナーとなります。

「今の業者の見積が高すぎるかも?」と感じたら、一度、当社にご相談ください。

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